続『みんなのテニス』の話。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2006/09/14
- メディア: Video Game
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相変わらず地味に続けてたんですが………飽きてきてます。とりあえず例えば同じテニスゲームとして『マリオテニス』とか『ファミリーテニス』とかと比べると今ひとつ作り込まれていない印象を受けてます。
例えばマリオとかだとキャラクターは全員一長一短があるタイプですね。能力差があっても性能差はないですから(勿論突き詰めればそれなりの順位はあるんでしょうが)それぞれのユーザーのプレイスタイルに合わせてキャラを選択します。
それに対してみんなのテニスは上達に合わせてキャラを選択するわけです。つまりうまい人と下手な人では使うキャラクターが違うわけで能力差ではなく性能差があるわけです。上級者向けキャラはインパクトが難しいとは言いますがそれって上級者にとっては何の問題も無い些末事なわけで。
次、プレイスタイルの差について。キャラにはそれぞれ得意なことが設定されています。ボレーが得意、サーブが得意、ベースラインでの打ち合いが得意等です。ですがランクが上がってくるとヘルプメッセージに「前に出てのボレーが有効〜」とまあこんな感じのメッセージが表示されます。
実際この言葉の通りボレーはかなり優遇されています。というよりベースラインで打ってるとこっちの弾の打ち分けとCPUの動きからどうやっても点が取れなくなってきます。このゲームは『みんゴル』と同じくタイミングの善し悪しで打つ位置が変わるので打ち漏らすと即アウトになったりネットに掛かってってしまうというのも原因の一つです。
各キャラにプレイスタイルの特性を付けるならそれぞれの特性に合わせた戦い方でも勝てるように設定しなければ意味が無いわけで。『みんゴル』ならまだアイテムによるドーピングが出来ましたが今回はそれがないので使えないキャラはどうしても使えないという……。
最後、フィールドについて。コートは何種類も出てきます。ただ対した違いはありません。またプレイ中の視点についてですがこれも奥側だとかなり見づらくなります。他のテニスゲームでもそれは同じなんですがこのゲームは特に見づらいです。みんなでわいわいやってればさほど気にならないんですが1人でやってると結構苛つきます。
と言うわけで総評としては………近々売却しようかな、と。もうちょっと練られたバージョンが出たらもう一回だけ買ってみようかと思います。