日曜洋画劇場特別企画 天使の梯子

………これはひどい

とりあえず『「100万人が泣いた、“天使の卵”大ヒット映画の10年後!姉に恋人を奪われ…家族の絆と愛の物語」』
っていうラテ欄の番組紹介が痛い………(映画の公開日は2006年10月21日)


内容の方もこの脚本や演出担当した人本当に村山由佳さんの原作読んでるのかな………。
って感じだったんですが原作知らない人はどう受け取ったんでしょうこれ。
この話ってなんて言うかこう主人公は部外者なんだと思うんですよ本来は。
軸になってるのは過去を抱えて、しんどい思いして、死んでしまった姉と同じ年になって初めて
かつての姉と同じように年下の主人公を愛してしまった妹。
主人公への想いと姉への思い、そして彼女が傷つけてしまったかつての姉の恋人で自分の恋人でもあった人への想い。
その中で揺れ動いていく『夏姫』とあとはやっぱり死んだ『春妃』であって。
(前作の主人公はもうある意味で世界の軸からは離れてしまってる訳ですから)


にもかかわらず主人公を無理矢理に出張らせた結果なんか訳分からない物語になったと言いますか
主人公がおかしな奴に成ってたと言いますか。


まあとりあえず映画を観に行かなくて良かったな………と。完全に観る気失せましたね正直言って。