DS文学全集(ASIN:B000VQOKBS)

DS文学全集

DS文学全集

ネタで買ってみたその3。これは……正直言って任天堂はずしたな、と。
まずパッケージを見ても収録作が分からない。
次にジャンルが日本の近代文学に偏っていて、更に原文で載ってるんですよね。
これ買う層って暇つぶしに購入する大人と子供に勉強させたい親だと思うんですが、
ある程度根気を持って読める人じゃないとすぐ投げ出してしまう予感。
旧仮名遣いの本を(言い方悪いですが餌も何もない状態で)
子供が嬉々として読み進めるとはちょっと思えませんし。


本やノートと違って自分で調べて情報を書き込むとかは出来ませんし、
そういうことが出来ない環境で利用している可能性もある。
そうなってくると如何に読みやすくするかが重要になってくると思うんですが、
そこら辺考えるとちょっと及第点には至らないかな、と。
値段は安いので、全部ちゃんと読めるって人に対してはそれなりにお得だと思うんですが。


個人的には1000円ほど実売価格が高くても内容が広範にわたっている
『DS図書館』の方がお勧めできる感じです。

DS図書館 世界名作&推理小説&怪談&文学

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