極限脱出 9時間9人9の扉(asin:B002OL1KGQ)
- 出版社/メーカー: スパイク
- 発売日: 2009/12/10
- メディア: Video Game
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ただ、ここから先かなりネガティブな内容に終始しているので、
お気を付けて進みください。
クリアまでの時間は、20時間程度。
エンディングは6つ。ただしそのうち1つに関しては、
『グッドエンドルートに入っていて、かつそこに行くフラグを立て切れていない場合』
にのみ発生するエンドなので、場合によっては見ないままと言うこともあり。
システム
基本はシナリオ選択型のアドベンチャーゲームに脱出ゲームを足した物。
難点としては2つ。
構造として、シナリオ選択の結果として脱出ゲームに遷移するのではなく、
脱出ゲームのなかにシナリオを含んでいると言う作りになっているため、
どの脱出ゲームを選ぶかの選択によってシナリオが固定化されます。
そのため、シナリオに必然性とかそう言うのが伴わないことがあったり、
また、正しくない脱出ゲームを選んだ瞬間にグッドエンドのルートが消えてしまい、
ぶっちゃけ、それを選ぶか選ばないかはほとんど運じゃない?っていうのがある事。
もう1つはそれに伴い何周も同じことをやらされてしまうにもかかわらず、
チュンソフトの過去作品のようなフローチャートでのやり直しに対応しておらず、
脱出ゲーム部分に至っては何度も同じ仕掛けをクリアしないといけないこと。
ストーリー
こちらも正直微妙。
このソフトのパッケージを見て、購入する人は何を思って買うかというと、
大半の人は少なくても『脱出ゲーム集』とは思ってないと思います。
おそらくは、ミステリー乃至はサスペンス。
一言で言ってしまうと『CUBE』のような感じではないのかなと。
ですが、上のシステムの所でも書きましたが、
このゲームまずシナリオの選択の不備によるバッドエンド
(要するに金田一とかで2番目3番目の被害者として
証拠見つけたと思ったら黒シルエットに殺されるような役柄)
のような物はありません。
と言うのも……ストーリー自体、後になると分かるんですが……
どう考えてもミステリーでもサスペンスでも無くなってるんですよね。
なんて言うか……ミニゲーム集にちょっとおまけ付けただけ?と言う方が正しいと言いますか……