「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000302-yom-ent)
………「滅びの美学」て………………
個人的には、まず1にキリスト教的な価値観との差。
(自死を尊ぶというのではなく、タブーとはしないというそのあたりの意味合いで)


後は昔小泉八雲の短編で読んだんですが、うろ覚えなんで間違ったてたらすいません。
その話はまあ要するに、近代(明治だったか)日本で一組の男女が世を儚み自殺をした。
それから随分経っても、男女の自殺した場所には花が捧げられている。
八雲は今まさに花を捧げようとしている人に「何故?」と理由を聞いたところ、
その人は一言、「可哀相じゃないですか」と答えたという話がありまして、
まあこれにしても「火垂るの墓」にしても「忠犬ハチ公」にしても、
道はいくらでもあったんですよね、多分。それを選ばなかったことを責めるか、
それを悲しむか、それとも無理やり話を変えるか。そこらへんがお国柄の違いといいますか、
面白いところなんだろなとは思いますが。